誕生日こわい
人の誕生日を祝うのが苦手な理由として、誕生日自体を覚えていられないのはもちろんのこと、「実はみんなでプレゼントを買っておきました〜!パチパチ」みたいなプレゼントを渡すための前フリの時間がマジで無理すぎることに気付いた
— aobaoba (@aobaoba523u) 2020年10月27日
考えてみたら、「人の誕生日を祝う」には色んなプロセスがある。
誕生日を覚えておく。(無理)
適切なタイミングで思い出す。(無理)
相手が喜びそうなプレゼントを買う。(無理)
場をセッティングする。(無理)
プレゼントを渡す。(無理ではない)
最初の誕生日を覚えておく段階でもう詰んでる。
年号とか電話番号とか背番号とか、意味の見えてこない数字の羅列を昔っからどうしても覚えられない。
女の人と付き合うたびに毎年必ず誕生日付近で揉めるので、実はかなりトラウマになっている。
過酷すぎる。
世の中のたくさんの人達が息するようにサプライズしてるの本当にすごいと思う。
MBTIっていう、性格分析の一種にどっぷり浸かってる友人が僕のことをよくサンプルとして扱うんだけど、彼女曰く、人の気持ちを推し量るなんとかっていう能力が圧倒的に欠如しているらしい。
相談に乗ったり共感したりする能力。
そのおかげでいつもAI呼ばわりされるけど、まああながち間違ってはいないので別に悪い気はしない。
好きに呼んでくれ
今年4月、三男に大学入学祝いと誕生日を兼ねて何か買ってやるぞ〜と声をかけて未だに何も買ってあげてないことを思い出した。
我が家は受注生産制なので、贈る側が予算を提示して、基本的にその範囲内で受け手が欲しいものをポンポンとピックアップする。
ただ、予算といってもだいたいの目安なので超えてしまっても問題は無いけれど、その場合は買ってもらう側のプレゼンが必要になることが多い。
こうこうこういう理由で、ここがカッチョよくて、ここが他とは違う所で、だから僕はこのアイテムが欲しいんです。というプレゼン。
こんな家で育ってきたので無駄なお金を払うことに人一倍敏感なわけだけど、普通の家は違うらしい。
まあでも今になって思うと、欲しいものを全て買ってもらえる家 と 欲しいものを何も買ってもらえない家 の間をとっていてすごく丁度よかった。
ではまた